検出器からの信号を処理する後回路(増幅、A/D変換)を付属したディテクタ・モジュールでの提供も承ります。
用途やご要望に合わせて設計・製造し、提供いたしますのでご相談ください。
当社ディテクタ・モジュールの特長
検出器(ディテクタ)の直下にそれぞれのチャンネル毎にADC(A/D変換器)を設け、デジタル信号として伝送しています。
この回路構成によって、アナログ信号としての伝送距離が短くなり、外部からのノイズによるデータの劣化が少ない等の利点がもたらされるうえ、システム構成上のチャンネル総数やADC速度の制約も小さくなります。
当社は、シンチレータ結晶、検出器(ディテクタ)、モジュールを一貫して設計・製造・供給できますので、システムに最適な製品をご提案いたします。
並列で同時にAD変換処理を行うことにより、従来のマルチプレクサ方式のものよりも低ノイズを達成します。
ディスクリート部品の使用によりデザイン柔軟性があり、大きな入力信号にも対応できます。
Full Scale Range [pC] | SNR |
---|---|
39 | 97000:1 |
54 | 105000:1 |
120 | 120000:1 |
Full Scale Range [pC] | SNR |
---|---|
39 | 33000:1 |
54 | 41000:1 |
120 | 87000:1 |
高エネルギー用と同様に、並列で同時にAD変換処理を行い、従来のマルチプレクサ方式のものよりも低ノイズを達成します。
ASICの使用により、プログラムによるゲイン変更が可能です。
Full Scale Range [pC] | SNR |
---|---|
1.75 | 16000:1 |
10.0 | 28000:1 |
87.5 | 54000:1 |
Full Scale Range [pC] | SNR |
---|---|
1.75 | 12000:1 |
10.0 | 25000:1 |
87.5 | 43000:1 |